2011年2月5日土曜日

【Giant R3.1で】淡路島【ツーリング】

舞子公園にてGiant R3.1と明石海峡大橋

ジテツーを猛暑で断念してから早半年以上・・・・
日頃の運動不足な体にムチを打って自転車で淡路島へいってきました。
新神戸の家から明石のフェリー乗り場までその距離23km!

この夏まで垂水まで自転車通勤してたのでなんとかなるだろうと思ってましたが久しぶりだったのでフェリーに乗るまでにすでにぐったり。
特に出発してから5km~10kmが何故か一番辛かったです(笑)
上の写真は舞子公園で明石海峡大橋と撮った一枚。
ちなみにサドルに乗せてるのはデンマークのYAKKAY(ヤッカイ)という帽子型ヘルメットです。
YAKKAYのヘリンボーンに激安の殿堂ドンキホーテで買ったゴーグルを着けてます

OGK KABUTOのようないわゆる自転車用のヘルメットとは違い、多少重いしサイズも調節ネジを回して・・・・とは行きません。
丸いスポンジをペタペタと貼って西洋人向けの細い、長い頭の形用のヘルメットをなんとか日本人でも使えるようにこさえなければなりません。
しかし、なんといっても見た目がカッコイイ!
長い間、OGKのほうのヘルメットを被っていないせいでしょうか、今回のツーリングでも特に気にはなりませんでした。
むしろ、ちょっと何か買い物をするくらいなら被ったままでも恥ずかしくないというあたりOGKとは違うメリットを感じたり。
カバンはオランダのNew lookというブランドのもの。
このカバンは可愛いだけじゃなくてリアキャリア(荷台)に引っ掛けられるようカバンにフックがついているんです。
さらにそのまま、ショルダーバッグとしても使えるしフックもちゃんと邪魔にならないようにカバーがついてます。
YAKKAYのヘルメットも入るし、簡単に荷台とセット出来たのでとても便利でした!
なにより可愛い♪

これらの装備に丈の長いセーターとレギンスとユニクロの軽いダウン。
全くツーリングする気が感じられない服装です(笑)
いやいや、普段着で勝負!

舞子公園で写真を撮ってると、50~60代くらいの散歩中のおじさんに話しかけられました。
気のせいか、クロスバイクに乗ってるとおじさんに話しかけられる確率が高い気がします。
「こういう自転車に乗っていろんなところを旅したいなぁ~」という憧れがあるけど実現出来ない人が多いのか皆さん一様に「いいなぁ~」という感じて話しかけて来られます(笑)

舞子公園からは明石海峡が一望出来てとても素晴らしい景色が楽しめます


さて、明石についたものの休止中のたこフェリー乗り場の方に行ってしまってワタワタしてしまいました。
現在のたこフェリー乗り場 誰もいなくてビックリしました

なんとか現在唯一明石〜岩屋間を運行中のジェノバラインのフェリー乗り場へ。
たこフェリーの乗り場からもう少し西にいったところにありました。

ジェノバライン発見!

タイミングがいいことにもうすぐ、フェリーは到着予定とのこと。
自転車は人より早く乗り込まなければならないとのことで大急ぎでチケットを買って並びます。
しばらくすると、ジェノバラインのフェリーの到着!

正直、昔乗ったたこフェリーと同じような大きなのものを想像してたので
「え!?これはフェリーではなく高速船ですよね!?」というミニマムさに思わずびっくり! (笑)
実際、ジェノバラインのHPには「高速船仕様」とありました

フェリー料金は大人450円 自転車は200円
・・・・にも関わらず、フェリーに自転車を乗せるところは船外の柵に繋がれたボロボロの細い紐一つ・・・・
これの使用料が200円ですか!
最初、わけがわからなくて「え!?え!?」ってなってたら渋かっこいいロードバイクのお兄さんが「この紐で括るんですよ~」と教えてくれました。

海をわたるクロスバイクとロードバイク

フェリーの船内の様子

降りる時に紐を解こうとしたら、明らかに私では結べないような特殊な結び方で結んであったのでお兄さんがくくり直してくれたんだと思います・・・・お兄さん、ありがとう!

さて、岩屋港でフェリーを降りて海沿いを東周りで走り出しました。
当初、淡路を60km走るつもりでしたがそうなると明石~新神戸往復を足すと一日「100km」走ることに。
「なんか、無理っぽい」と気がついてのんびりゆったり観光へとあっさりシフト。
あてもなく自転車を漕いで行きます。

淡路島は、道にヤシの木が生えてとても整備された美しい道路です。
右を見るとすぐに海があり、時々さざなみが聞こえます。
車の通行量と少なく道路も綺麗で坂もないのでとても走りやすいと感じました。


すぐそばには海が

・・・・が、それも夢舞台までで夢舞台を超えるとそれまで「観光地!ここは良いとこようこそ淡路島へ!」という雰囲気はなくなり、ヤシの木も綺麗に整備された歩道もなくなりただの海辺の田舎道へ(笑)
なんだか、こんなところこそ淡路島らしい気もします。

淡路島を走ること8kmほどで「東浦ターミナルパーク」というところに着きました。
「東浦ターミナルパーク 東浦物産館」

お腹も空いたし、お母さんに頼まれたたこせんべいも買わなきゃだし・・・・と思って寄ってみましたがお土産物屋さんは若干寂れ、レジにたこせんべいを持って行ったらレジの人にちょっとビックリされたような気がしました(笑)
道の駅の東浦ターミナルパークで名物蛸の姿焼きが食べたかったんですがなんか人もいないしやってなさげで「あ・・・・もういいです・・・・」ってなって諦めました。

結局、東浦ターミナルパークの前にある「毎度おおきに食堂」でほっけ焼きと卵焼きの定食風をチョイスして食べました。
美味しかったけどこれじゃ神戸と変わらん!!(笑)

お腹いっぱいになったところで、さてどうしようかと思っていたら東浦ターミナルパークに「天然温泉」の文字!
どうやら、東浦ターミナルパークにはないけれどすぐに近くにあるみたいなので行ってみました。
「天然温泉」の旗がユラユラと揺れながら私を誘惑します。
この魅惑的な旗の案内で自転車を走らせます。
場所は東浦ターミナルパークから少し南行ってから西にあがったあたり。
この西にあがるときに結構な坂があってちょっとへこたれそうになりました・・・・
しかも、ちょっとしか大きな道路から外れてないのにだいぶん山奥って感じのところです。
「こんなところの温泉なんて大丈夫かな~?」
山道に似つかわしくない花の形をした独特の電灯が薄汚れてなんだかションボリ出迎えてくれます。
やっと見つけました!

「東浦サンパーク 天然温泉 東浦 花の湯」

坂があったから遠く感じたけれど案外、近いと思います。
駐車場もたくさんありますが、2~3台ほどしか停まっていない感じ。
車の中からは地元の方らしき人が洗面器にシャンプーとボディソープをいれて降りて行きます。
全く期待せずに花の湯へ行きましたが意外にも新しくて綺麗な施設。



温泉 花の湯


東浦サンパーク」という施設の中にある「花の湯
「東浦サンパーク」には宿泊施設もあるようです。
淡路市民は500円、淡路市民以外は700円でした。
ここは淡路市が税金を投入して作った施設のようです。
そのせいか、花の湯のスタッフのお兄さんはやる気もなく愛想するわけでもなくボーッとつったって「いらっしゃいませー(無表情)」と言うだけ。
受付のお姉さんは比較的いい感じでしたが客が来ようが来まいがどうでも良いのかな~という印象を持ちました。
せっかくいい施設を持っているのにもったいない・・・・。

温泉自体は、どのお風呂が天然温泉だったのかわかりませんがサウナあり露天風呂あり水風呂あり・・・・
しかも、お昼時だったからか人も少なく露天風呂なんて私一人でした。
更に「館内全面禁煙」だったのは素晴らしいと思いました。
・・・うちの近所にこんな立派な施設で、リーズナブルな値段でなおかつ全面禁煙な温泉施設ってないんです・・・・

この温泉、なかなか、このお値段ではお得じゃないですか!
知る人ぞ知る穴場スポットじゃないかと思いました。
このために淡路島へ来て!とまでは言えませんが東浦のあたりに来ることがあれば行ってみると良いと思います。

ゆっくり露天風呂を満喫し、サウナを満喫し、お風呂上がりに「淡路島のむヨーグルト!(バナナ味)」も堪能しました。

淡路島 のむヨーグルト バナナ
今回、唯一堪能した淡路島グルメ


さて、またまた東浦ターミナルパークへ戻ります。
お目当ては「猫美術館」こと「中浜稔美術館
中浜稔美術館

階段には可愛いにゃんこの足あとが!

道路に立つ看板にデッカく「猫」と書かれた看板がとっても素敵。
猫好きを一網打尽に捕まえる威力を持っております。
実は、前に淡路島に観光で行った職場の方が「あの美術館良かったですよ~!」と話してくださり興味を持っていたんですがまさかこんなところにあったなんて!
まさにこれは運命!
入館料は大人500円でした~。
いやぁ、可愛かったです。
なんだか、画家の先生の描いた猫!というより「この人は本当に猫が大好きなんだろうなぁ~」というほっこりさせてくれる絵ばかり。
ひたすら、近所の猫をニマニマしながら観察して描いたに違いないような絵だったり、(猫の)家族の肖像だったり・・・・
一番、私が好きなのは絵本にもなってるらしい「猫浜物語」
忠犬ハチ公よりも凄い忠猫コマの姿にキュンと来ます。
とりあえず、私はスナメリのナメちゃんに跨って海を渡るコマの石像が好きです。
ほっこりな猫ワールドを堪能出来ました♪

ポストカード(150円)
この笑顔を見るとイライラしていてもほっこり出来そう


時間はまだ2時ですが日暮れごろには帰りたいのでまた来た道をUターンして再び岩屋港へ。
岩屋ポートビル

帰りのジェノバラインのフェリーがなんだかスナメリのナメちゃんに見えたあたりで私はだいぶん猫浜物語にやられてます。
コマを迎えに来るナメちゃん・・・・じゃなくてフェリー

帰りのフェリーの方が大きくて自転車を船の中に入れてもらえましたが太いロープをサドルにかけてあとは細い紐でなんとかしろ的なテキトーな感じ。
フェリーのおじさんも「そんなんわかるだろ」と言いたげな不親切な感じでした・・・・

R3.1 フェリー乗船中

船の中では「なんでも珍百景」をやっていました

親切なロードバイクのお兄さんもおらず心細い帰りのフェリーとなりました。
でも、オレンジ色に光る海を渡るフェリーからの景色は本当に綺麗でした・・・・。



明石でフェリーを降りて、再び新神戸の自宅へ向けて漕ぎ始めます。
途中で朝に寄った舞子公園にも再び行ってみました。
舞子公園で夕暮れの明石海峡大橋と

朝の舞子公園からの景色も綺麗でしたが夕暮れの明石海峡大橋はまた格別に美しかったです。

結局、途中でごはんを食べたり(もっこすの中華そば)して帰宅は18:00すぎに(笑)
本日の総走行距離 68.34km
(写真は帰ってきてから一時間後に撮ったので19時です)

今回走った距離(68.34km)はなんと新神戸~京都間とほぼ同じ!
ということは、今回一日で私は京都まで行ったことになります。
車の数も信号の数も地形も全然違うと思うので、イコール京都まで自転車で行ける!とはならないと思いますが京都の街をぜひとも一度自転車で走ってみたい!
あと、今回の反省点として「ほとんど淡路島を走れず、いつもの道で体力を使ってしまった」ということ。
ぜひとも、輪行を勉強して今度は目的地からスタートしたいです。

ちなみに体の方ですが、下半身というより上半身が多少筋肉痛というか張った感じが次の日までありましたがその後はまったく違和感ありませんでした。
あと、後半自転車を漕いでいて一番辛かったのは太もも・・・・・ではなく右手の二の腕(笑)
自転車で案外二の腕のお肉問題が解消されるかもしれません。

A 新神戸(出発地点)
B 舞子公園
C 東浦ターミナルパーク



2 件のコメント:

  1. 自転車ツーリング楽しまれたようですね
    中学 高校と自転車通学でした 今はすっかり衰えましたが
    当時足の筋肉は競輪選手並みでしたね フフフ
    自分の肉体を使っての旅 さぞ満足感も伴うもんでしょうね
    いい写真と楽しい文 行ったつもりにさせてもらいました
    ありがとう

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  2. 競輪選手並みの筋肉!凄いです!
    私も高校時代だけですが自転車通学してました~
    凄く田舎の田んぼや畑、山を見ながら片道7kmを通っていたことを思い出します。
    今、自転車に乗ってるのもこの頃を懐かしんでいるからなのかも。

    自転車と2人きりで心細いツーリングだったので余計に楽しかった気がします。
    (私、旅は迷ったり苦労したりした方が楽しめるんです(笑)

    いえいえ(笑)また、こんな記事が書けたらいいなと思っております♪)

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