ジャックだー!
キモノジャック(英: kimonojack)は、京都府で和装振興を願った11名によって立ち上げられた同振興団体。
「twitterを使用し着物である場所を埋め尽くせ」という指令の元、京都の観光地を着物姿の人々で埋め尽くすイベント「キモノでジャック」を開催。(Wikipediaより)
・・・というゆるい感じの着物イベントでございます。
目的は、とにかく着物でターゲットを埋め尽くすこと!そしてその地域活性化も密かな目的なんだとか。
このキモノジャック!着物に興味を持ってから「いつはかキモノジャック」と憧れていたんですがついに行われる日が来ましたよ!5月13日しかも初の遠征先は地元神戸!
キモノジャックのHPはこちら
これは行かねばならんでしょう!と言うことでさっそく参加してきました♪
こんな感じ(着付けが色々酷い)
ちなみにこの着物は母親が18歳の時に買って以来しつけ糸が付いている真っ新な状態で保管していたものを貰いました。
足下は河原町で買ったsousouの地下足袋
三月の末頃に何もわからない状態で着物を買って着始めてから二か月弱 このいきさつについては別記事にて
さっそく飽きてきはじめたという危機感の中、なんとかせねばと焦りを感じ始めていた私にとってはまさに渡りに船のこのイベント。
この機会に新しいことに挑戦してみることにしました。
名古屋帯でお太鼓
「半幅でいいわぁ~、楽だし・・・名古屋帯持ってないし」とか思ってたんですがサザエさんのおフネさんを見ていて「お太鼓もいいなぁ」と思うようになりこの機会に名古屋帯を買ってみました。
リサイクル着物の中華街のたんす屋さんにて5000円!
状態もよくいいお買いものしました♪
それがキモノジャックの三日前
・・・・で、iPod touchを片手にお太鼓結びの結び方を調べて格闘すること数時間。
なんとか結び方は覚えてあとは慣れるだけ、ってところで我慢しきれずキモノジャック前日に神戸勝海舟ゆかりの地を巡る一人旅へレッツゴー
・・・・で、本番ですがお太鼓だけで40分くらい時間がかかったため自宅から徒歩20分で着く集合場所の南京町の広場に集合時間の13時までに到着できずジャック写真には失敗・・・・・・ あほや・・・・
遅ればせながら到着したときの南京町の広場の様子
南京町での写真には参加できませんでしたが、それにしてもネットでいつも「着物」で画像検索して着物姿の人を見て悦に入っていた私としては夢のような光景・・・・。
しかもそれが地元神戸で見られるなんて・・・・・としばらくは感激に浸っておりました。
とにかく可愛い!カッコいい!
普段見かける着物ってほとんどが「お稽古に行くような年配の女性」なのでおとなしめなコーディネートが多いんですが、ここではもうみなさんが思い思いの着物を好きなように着ていらっしゃってみんな素敵なんですよね~♪
着物と言うと苦しい、しんどいというイメージがあるかもしれませんが自分で着たら案外そんなことないんです。
一人で参加していたので、「入れるかなぁ・・・浮くかなぁ」と心配してましたが、(実際最初はぼっちだった)
運営のメンバーと思われる方々が積極的に話しかけてくださったり、一人参加者同士を紹介して仲良くしてくださったりと動いてくださったのでとても楽しめました♪
普段は京都でやっているイベントだけあって京都からお越しの方も多かったのですが、
中には和歌山からお越しの方もいらっしゃったり愛されているイベントなんだなぁ、と改めて思いました。
・・・で、参加者の方と仲良くなっておすすめのリサイクル着物屋さんの最旦館ケイコさんにお邪魔してきました!
こちらのお店、地下にあってしかもちょっとわかりにくい場所にあります。
私はネットでこのお店を知ったんですが、たぶんそうでなかったら知らなかったと思います。
ですが、さすが着物のお姉さま方・・・・私たちが着物を見ていると次から次へとキモノジャックの参加者の方々が階段を下りてきます(笑)
やっぱりみなさんご存じなんですね!
今までだと一人なのであんまりゆっくり着物を見れなかったんですが、今回はたくさん仲間がいたせいか肝が据わって色々着物を見ることが出来ました。
アンティークな感じの可愛い着物もたくさんあって、しかも3000円とかで売ってます。
よし、今度買いに来ようと密かに決意いたしました。
・・・・で、13時のジャック写真には写れませんでしたがまだチャンスはあります。
15時集合のポートタワー前!
神戸を着物でジャックだー!
でも、私は写真撮ってたので残念ながら写ってません(笑)
みなさんいい笑顔です。
自然体で好きな着物を好きなように着てるからきっとこんな素敵な笑顔なんでしょうね♪
着物美人(男女含め)にうっとり・・・・。
しかも、神戸にこれだけいるなんて!・・・・とひたすら感激しておりました。
物凄い素敵なオジサマに話しかけていただいたんですが、「あの・・・」とそのオジサマが口を開く前に思わず
「わっ!凄い袴カッコいいですね!それに合わせたハンチング帽がまた素敵で・・うわぁ・・・!」
・・・・と一人で喚いてしまいました、大変失礼いたしました・・・・
ちなみにそのオジサマは上の写真の左奥にいらっしゃる方です、大正時代とかに居そうな素敵なファッションですよね!
奥様と一緒にいらっしゃってたんですが、どうやら奥様が私の履いていたsousouの地下足袋が気になったご様子。
sousouは持っているけれど私の持ってる柄の地下足袋は知らなかったそうで、それで話しかけてくださってみたいです。
奥様の着物も粋でとても素敵な着物ご夫婦でした♪
履いててよかったsousou地下足袋
悔やみきれないのはあまりに素敵なコーデだったためにテンションが上がりすぎて写真を撮らせていただくのを忘れたことです・・・・・。
で、その後「神戸の街を案内しますよ!」とばかりに仲良くなった方々と一緒に繰り出したのですが
あまり普段「神戸観光」を意識していないせいか、はたまた緊張しすぎで道忘れたのかろくな案内が出来ずにお手間を取らせてしまいちょっと落ち込んでます。
うーん、反省・・・・
着物の皆さんと歩いていて面白かったのが、向こうから着物の若い女の人が歩いてきたときに
「あの人は我々の仲間か・・・・?」
「いや、キモノジャックの撮影メンバーにあの人はいなかった・・・」
みたいな会話になったことです(笑)
私は参加しなかったんですが、その後みなさんで大阪で開催された飲み会に行かれたりと、このイベントでとても着物の輪が深まった気がしました♪
今度は夫婦で参加したいなぁ・・・・・チラッ
神戸は元町商店街、三宮センター街ともにびっくりするほど着物屋さんが次々に出来ています。
一方で着ている人をみることはまずありません。
以前、四時間ほど元町商店街とセンター街をふらふらしましたが着物を着ていた人は二人。
それもお稽古ごとに行くような年配の女性でした。
つまり、若い人でかつ着物をファッションとして来ている人はほぼ皆無。
そのためには着物を着ている人がたくさん街に繰り出して着物姿を見せることで「着物っていいなぁ」って思ってもらえる人を増やすこと。
キモノジャックのようにたくさんの着物を着ている人が歩けばそれだけ目立つわけで、そういった意味で着物人口を増やすきっかけの一つに私も参加できていたのかな、と思うと少し嬉しいですね。
次のキモノジャックもぜひぜひ参加したいです♪
こちらにキモノジャックに参加していた巨匠佐野大先生の撮った写真ギャラリーがありますのでぜひぜひ見てください♪
素敵な着物人がたくさん写ってますよ♪
「中華街ジャック写真に遅れる~!」着物で元町商店街を走って、信号待ちで息を切らしていると突然見知らぬおば様が
「その着物分かれてる奴?(二部式?)」
・・・・と話しかけてこられてびっくり。
「いえ、普通の着物ですけど・・・・あ、今日は着物のイベントがあるのでこういう人多いですよ♪」
と答えておきました。
「あら、そう!?自分で着たの!?」とびっくりされてました。
おまけ その2
今度は着物の人が多く集まる南京町広場で仲良くなったばかりの方をお話していると突然、見知らぬおば様が
「あんたら、日本人?」
・・・・と話しかけてこられてまたまたびっくり。
「に、日本人です・・・・今日は着物愛好家のイベントで・・・」
と説明しておきました。
どうやら、こんなに着物を着ている人がたくさん一か所に集まっているということで海外から来た外国人観光客の団体がレンタルで着物を着ていると思われたご様子・・・・・。
着物は日本人の中で急速に日常とはかけ離れた存在になってるんだな・・・と改めて感じました。
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