2009年6月24日水曜日

旅がしたい、〜旅音〜


何故かわからないけど、一週間くらい「海外旅行に行くならデジイチ(K100D Super)かコンデジ(GX200)どちらで行くべきか?」でずっと悩んでいた。
いや、海外どころか旅行の予定すらないのだが。
夢の中でまでうんうん唸ってようやくデジイチかな?と思えたところで旅音というブログを知った。
旅音とは夫婦の旅サイト。
現在はインドを旅行中。
インド旅行中の写真は奇遇にも私の使っているカメラと同じGX200。
しかし、ここにアップされている写真はコンデジとは思えない、素晴らしい写真ばかり。
やはり写真はカメラではなく何を写すのか?どう写すのか?であることを改めて思い知らされた。
自然
その土地の人々
その土地の空気
旅そのもの
旅音の写真にはこれらがちゃんと写ってる。
コンデジでも、いやコンデジだからこそ撮れたものもあるだろう。
と、ここへ来て再び悩み始めた。
取り敢えず、購入したのがこの本「中南米スイッチ」
旅音のお二人が旅をした中南米が書籍化されたものだ。
この中南米での旅の使用カメラはGX8
GX200の何世代かあとの機種になる。
本の写真を見ていると被写体ブレや暗部でのノイズもあるけれど、それがよい味になっている。
デジイチならば、被写体ブレも暗部のノイズもなかったかもしれないけれどその場の空気がちゃんと写ったかどうか。
うーん、機動性も含めて考えたらコンデジのGX200かなぁ。
しかし、デジイチにしかないものもある。
画質もそうだけど「一眼レフ」のシャッター音や速いAF、ファインダーを覗くあの感じ。
GX200より「写真撮ってます!」という満足感はある。
ただ、私が持っているキットレンズでは18-55しか撮れない。
望遠もマクロも物足りない。
一方、GX200であれば望遠はキットレンズと同じでもマクロがキットレンズより撮れる。
あとは、機動性。
GX200とK100D Superどちらも持って行くことも考えたが重くてへばってしまいそうだ。
とっさの時にキチンと撮れないかもしれない。
例えば、この写真は2007年の春にイギリスに行ったときに撮ったものだ。


ラッセルスクエアを歩いているとちょこまかとリスが走り抜けて行く。
とっさに当時持っていた富士フィルムのFinePix Z2を地面に置いて夢中でシャッターを切った。
このイギリス旅行で私はFinePix Z2でおよそ1200枚ほど撮ったが一緒に旅行に行った母はこの写真が一番のお気に入りだ。
もしも、首からデジイチを掛けていたらこういう写真が撮れただろうか。
その前にデジイチであればレンズキャップを外さなければならない。
デジイチにもGX200のLC-1のような自動開閉レンズキャップがあればそんな心配はないのだけれど。
とにかくレンズキャップを外してたり首からネックストラップを外してたりしている間にリスはどこかへ行ってしまうだろう。
(※追記:レンズキャップに関しては、保護フィルターに変えることでレンズキャップをはずす手間を省くことにしました。)
それにデジイチで撮ろうとしてまごまごしている間にコンデジを出す間にシャッターチャンスを逃がしてしまうかもしれない。
この旅行で私のお気に入りの写真は此れだ。



デジイチならば、もっと素晴らしい写真が撮れただろう。
と、同時に如何に連射に優れたデジイチとはいえコンデジほど多く撮れるだろうか…………?
デジイチの17-70のレンズを調べつつ、すこし不安も残る。

でも、こういう悩みって凄く楽しい。



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