2012年8月31日金曜日

田舎で過ごしたなつやすみ

やっとの思いで(カピが)ゲットした夏休みに田舎のおうちへ一泊してきました。

向かったのは、神戸から遠く離れた宍粟市というところ。
神戸よりも鳥取や岡山の方が近いという神戸の人間からすると「兵庫県であって兵庫県でない」ような不思議な場所です。

本当はカピのおばあちゃんのおうちなのですが、おばあちゃんが入院中で長い間住んでいないこともありお願いして一泊させていただきました。
神戸から一時間かけて網干へ。
網干からはカピの実家の車でさらに一時間かけて宍粟へ向かいます。

着いたら、まずは花火!
という訳で持って行った浴衣に着替えてさっそく花火です。

お庭にある程度の広さがあるので、こんな花火も出来ます。

こういう派手な花火もいいのですが・・・・・

やっぱり、私は線香花火が一番好きかな。

浴衣と線香花火!
・・・なんか良くないですか?(笑)
これぞ、日本の夏!って感じですね~!

おまけ
煙管を吸ってるように見せかけて、実は花火を口元に持って行ってるだけ・・・(笑)
(煙草なんか吸わせませんYO!)


翌朝、庭先でスイカを食べた後(スイカの写真撮れば良かったなー・・・)
ちょっと近くまで散歩に行ってみました。

なんという日本の原風景・・・・!

川には・・・・

カピ一族を優しく見守る神様、『カピバラ様』がいらっしゃいます。(大嘘)
(でも、カピバラにしか見えない・・・・)

近くの神社の狛犬様(某友人向け)


うーん、可愛い♪


X10のぼかしコントロールを使ってこんな花の写真も撮ってみました。
コンデジでもこういう機能を使うといい感じにボケてくれます。

というわけで、なつやすみに過ごした田舎生活を写真でおすそわけしてみました。
いかがだったでしょうか?
神戸が一番大好きなのですが、たまにはこういうのんびりとした田舎暮らしもいいなぁと思いました♪

2012年8月22日水曜日

浴衣が着れたら着物は着れる!~出来ることからコツコツと~


えーと、まともに着れない私のような人間がこんなことを言っても反感を買うだけかもしれませんが(笑)
ちょっと着物について考えてみました。

浴衣を着ている人、年々増えてきたような気がします。
それに伴ってか、お祭りのときに浴衣に交じって着物姿の人もちらほら見るようになってきました。
嬉しいですね。
最近着始めた風の方ばかりでしたので、着物人口増えてきてるのかも?
ここでまだ「着物に興味があるけど・・・」と躊躇している貴女の背中をもうひと押ししたいと思います。

「着物って素敵だけど・・・・」

この後に続く言葉は恐らく

「・・・・でも、難しいから着れない(着ない)」

この「難しい」は二種類あると思います。
一つは「技術的な問題」
もう一つは「柄や格などの問題」
あとは金銭的なことでしょうか。
着物=高い。
しかし、値段に関して言えば近頃はお手頃になっていて「着物デビュー福袋」とかで調べれば「洗える着物一式」が一万円以下とかネットでは普通に売ってます。
着物単体に関して言えば、私は恐らく新品中古問わず3000円以上の着物は買ったことがありません。(最初に買った着物一式の着物単体価格はわかりませんが)

ここでは、技術的な問題から考えてみたいと思います。

「浴衣は着ることが出来るけれど、着物は着れない」

こういう方、多いと思うんですけど本当にそうでしょうか?
まず、浴衣は十分自分で着れるものです。
ネットで調べれば、いくらでも着方は乗っていますし、慣れればすぐに着れるようになります。
私も浴衣を着ていくと決めた日の朝に早めに起きてネットで調べて着ましたが、時間はかかったもののちゃんと着れました。

では、「着物」は?
着物と浴衣の違い。
おおざっぱに言えば

「中に長襦袢(下着)を着る(襟元から長襦袢の襟が見えるかどうか)」

浴衣と着物の一番大きな違いはこれだけです。
たまに夏に着る着物=浴衣と思ってる人がいますが違いますよー
私も違いがわかってませんでしたが(笑)

浴衣を着れる人であれば、十分着物も着れます。
長襦袢を買って、着物の下に着て伊達締めで締めるだけです。
浴衣と違い、丈の調整(おはしょり)がいらないのでもっと簡単です。
では、何故「難しい」のか?

着物は「お太鼓結び」でないといけない

この先入観のせいではないでしょうか?

※お太鼓結び=名古屋帯などの帯で結ばれる四角い帯結び・ランドセル、バッテリーパックと言われることもある(笑)お太鼓橋がその由来なので本来は上部は丸いが今はどちらでも良い。

実際は浴衣で結ぶような半幅帯という帯を着物に使っても大丈夫です。
浴衣でよく結ばれる文庫結びでもいいですし、もっと単純に蝶結びでもいいと思います。
蝶結びは、まんま蝶々結び(リボン結び)なので簡単に出来るのではないでしょうか。
私は半幅帯であれば、蝶結びのアレンジであるリボン返しをよくしています。
帯結びに自信がなければ、上から羽織を羽織ってごまかしちゃってもいいと思います。
(ただし、羽織は夏羽織などの例外を除きコートのような役割を果たすことが多いので寒い時期限定ですが)

どうでしょうか、ちょっと着物って自分で着れるような気がしてきませんか?
段階を踏んでちょっとずつステップアップしていけば、十分自分で着れるものだと思います。

1:浴衣を自分で着てみる。
2:長襦袢を中に着て、着物を着てみる。(帯は半幅帯、帯結びも文庫や蝶結び)
3:慣れてきたら、名古屋帯を買ってお太鼓に挑戦してみる。(自信がなければ羽織を羽織る)
4:慣れてきたら、衣紋を抜いてみる。(首筋が見えるように着る)

これは飽くまでも一例ですがこんな感じで目標を持って少しずつ理想を目指していく感じでいいんじゃないでしょうか。
最初っから4で完璧な着物姿でなければならない必要はないと思います。
少なくとも普段着の「ちょっとお出かけ」程度であれば、2で十分です。
1で終わってる人が多いかと思いますが、段階を踏んで少しずつステップアップしていくことで十分着物は自分で着ることが出来ます。

一つだけ気を付けるべきことがあります。
それは、左前にならないように右前で着る
襟元が「y」になっていたら大丈夫、右前です。
(鏡で見て確認する場合はもちろんyとは逆ですが)

もちろん、「最初っから完璧な着物姿になりたい!」という人は着付け教室に行ってきっちり教えてもらったほうがいいと思います。
独学では気づきにくい点など、しっかりと教えてもらえることから上達が早く綺麗に着れるようになるようです。
ただ、個人的に独学は「恥をかくこと、かいている」ことはあるでしょうが自分の脳味噌をフル回転させて「どうしたら綺麗に着られるんだろう?」と考え、試行錯誤するのも着物を着る楽しみだと思っています。

最後に勇気を与えるであろう無謀かつ恥ずかしすぎる私の着物ヒストリー


母からもらった羽織で近所をお出かけ 

京都旅行(これで京都行ったんだぜ・・・・?)

これが一番最近。夏着物です。

もっと酷いのとかありましたけど(一番酷いのがキモノジャックのとき・・・死にたいorz)
私の精神が持たなかったので何卒ご勘弁していただきたいです・・・(涙)
羽織のない三枚目の写真が一番酷いな・・・いや、どれも酷いですが。
三枚目の頃は「明治初期のゆるゆる着付け」が理想だったから・・・(と言い訳)
一枚目とか帯の位置どうなってるんだろう・・・・・・・。
あ、四枚目は体をねじっているので帯揚げ帯締めの結び目がななめ向いてます。

でも、後から見て恥ずかしくなろうがなんであろうが着て数熟さないと上手にならないと思います・・・・・。
あと一番大切なのは「自分が楽しんで着ること」
いろんなしがらみに雁字搦めになって着物を着ることがだんだん嫌になってしまったら、本末転倒ですから。
これが一番大切なことだと私は思います。

偉そうにだらだら書いてますが、着物に一歩踏み出すきっかけの一つになれば嬉しいです。

そろそろ、着付けの本とか買わないとな(まだ買ってない)

2012年8月5日日曜日

サンバリア(日傘)と夏着物

毎日、暑いですね~!
暑いものは、暑いのでそう言ってばかりはいられないんですが、やっぱり暑い!
そこで、目についたのが日傘!
世の女性たちを見ていると、右見ても左見てもみんな日傘を差している気がします。
今まで日傘になんの関心もなかったんですが、ここまでみんな日傘を差していると

「やっぱり、日傘って良い物なのかな」

なんて思えてきます。
そこで職場のお姉さまに相談したところ「サンバリア」なるスーパー日傘を教えていただきました。
なんでも、世の中の日傘というものは「遮光率99%」であって「100%ではない」らしいんですよね。
しかし、このサンバリアはなんと遮光率100%!スゴイ!
あまりの人気で「次回入荷は10月中旬」なんてものも。
遅いわ!夏終るわ!
調べてみると、なんと全国に唯一あるサンバリアの取扱店「HAND in HAND」さんって岡本にあるんですね!
サンバリアに興味のあった母と一緒にさっそくお店へ行ってみました♪

実際、見てみると悩むもんですねー・・・
あと、思ったよりも全体的にサイズが大きかったです。
サイトを見て「ミドルかなー」なんて、思ってたんですけどミドルで普通の傘くらいあるんですね。
折り畳みとも悩みましたが、ちょっと重かったこともあり「ショート」にしました。
ミドルのドーム型もすごく可愛いんですけどね。

問題は「柄」
最初は無難な黒がいいかと思いましたが、ちょっと面白みに欠けるかなー・・・・
・・・で、結局は「フリルのストライプ」に決定。
実は最初は母と黒の折り畳みフリルで取り合いしてたんですが、最終的に二人ともフリルのストライプを選択。
・・・・・何故だ。
ちなみに母は「鞄に入る方がいいから」と折り畳みを選択していました。

お店で買って出ようとしたら、突然の雨!
サンバリアのデビューは、雨傘としてのデビューになってしまいました。
晴雨兼用の傘で良かったです。
でも、日傘のおまけ機能とは思えないほど優れた撥水性能を発揮してくれましたよ!
びっくりするくらい雨水を弾いてました。
たまたま、そのとき私が持っていた竹のバッグの塗料が落ちて、真新しい傘がオレンジ色になってしまったんですが軽く手ぬぐいで拭いただけで綺麗に取れました。・・・よかった。

着物との相性もぴったりです。

実際に使ってみてもやっぱりいいですね。
普段、傘はリュックの中に折り畳みをいれっぱなしなので柄のある傘を持つこと自体ずいぶんと久しぶりで戸惑うことも多いんですが、どんなに強い日差しでも気になりません。
普通の日傘を持ったことがないので、比較は出来ないんですが常にビーチパラソルの下にいるようなそんな感じでしょうか。
外に少し出ただけでサンバリアが熱くなるのがよくわかります。
この暑さを今までは全て体で吸収していたと思うと、やっぱりサンバリアは凄いですね!
おすすめです♪


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【余談】
・・・・全然、本文と関係ありませんがこの岡本のすぐ近くにある甲南女子大学の図書館には日本最古級と言われる源氏物語の写本「甲南女子大学本源氏物語」が存在します。

言い換えると「勝安芳蔵書源氏物語」

見たい
斜めの勝安芳印が見たい

・・・どこで手に入れたのかしら・・・渋田利右衛門さんから貰った?