2009年9月23日水曜日

奈良法隆寺へ

シルバーウィークを利用して家族で車に乗って奈良の法隆寺へ行ってきました。
神戸からは大体一時間半くらい。
意外と早く着きました。
近くに駐車場がありましたので車で来やすいと思います。
駐車料金は駐車場によって違いますが、500~600円くらいです。

法隆寺のまわりには、土産物屋さんやご飯屋さんが軒を連ねます。

くずきり、茶がゆ……想像するだけでも美味しそうです。



南大門

この南大門を抜けて、五重塔や講堂を目指します。



空はあいにくの曇り空


南大門を抜けると修学旅行生がたくさんいました。
いいですね、修学旅行。
関東弁だったのでわざわざ東京のあたりから来たのかな?





南大門と中門の間の道もなかなか趣のあるつくりになっていました。
きっと昔からほとんど変わってないんでしょうね。
少しだけタイムスリップしたようなそんな気になりました。


中門に近くなってくるとかの有名な五重塔が見えてきました。



中門近くの蓮池

花が咲く時期になったらとても綺麗でしょうね。


中門をくぐると五重塔や金堂が見えて来ます。




五重塔
法隆寺~Wikipedia~より抜粋
五重塔(国宝)
木造塔として世界最古のもの。初重から五重までの屋根の逓減率(大きさの減少する率)が高いことがこの塔の特色で、五重の屋根の一辺は初重屋根の約半分である。初重内陣には東面・西面・南面・北面それぞれに塔本四面具(国宝)と呼ばれる塑造の群像を安置する(計80点の塑像が国宝)。


金堂


金堂(国宝)
入母屋造の二重仏堂。ただし上層に部屋等がある訳ではなく、屋根を二重にしたのは外観を立派にするためである。金堂に見られる組物(軒の出を支える建築部材)は、雲斗、雲肘木などと呼ばれ、曲線を多用した独特のものである。


金堂の柱に龍?が巻きついているみたいです。
何故か? Wikipediaによると・・・

二重目の軒を支える四方のの彫刻を刻んだ柱は構造を補強するため鎌倉時代の修理の際に付加されたものである

だから、龍が巻き付いていたんですね。
こういう機能性とデザイン性を両立させたセンスはとても素晴らしいと思います。


大講堂

金堂の中には本尊の薬師三尊像や四天王が祀られています。










回廊





立派な柱で出来た廊下で西院伽藍をぐるっと囲んでいます。


聖霊院の前にいた手水舎の龍


手水舎の龍(正面)

手水舎の龍、正面から撮るとなんだかわかりませんね。(笑)
肝心の聖霊院の写真を撮るのを忘れていました。
聖霊院の中には聖徳太子像が祀られています。
秘仏なのでその存在感だけ感じて来ました。


食堂(じきどう)





無料休憩所にて

こちらでほうじ茶や日本茶があり畳の椅子にすわってほっこり頂きました。
無料で美味しいお茶が頂けるのがとっても嬉しかったです。
自動販売機も置いてありました。


東院伽藍へいく途中



東大門をくぐるところ









迫力たっぷりの鬼瓦




東院伽藍 夢殿にて



夢殿の前にある回廊



よく見ると避雷針が設置されていました。


舎利殿



夢殿



夢殿(国宝)
奈良時代の建立の八角円堂。堂内に聖徳太子の等身像とされる救世観音像を安置する。


夢殿の屋根の上にある飾りがとても印象的でした。


東院鐘楼を下から臨む



四脚門近くの手水舎




こちらの手水舎はなんと鳳凰!
龍の手水舎は数あれど鳳凰の手水舎は初めて見ました。
こちらの鳳凰も正面からだとなんだかわかりません(笑)








瓦がとても特徴的で特に鬼瓦が沢山ありました。


本日最後の手水舎 中門の近くにありました。



法隆寺にいる手水舎の中でこちらの龍が一番可愛かったです。
特に手水舎の龍が好きな母が喜んでいました。


中門の仁王像



こちらの仁王像は仁王像としては日本最古(8世紀)に作られたものだそうです。


中門
中門(国宝)
入母屋造の二重門。日本の寺院の門は正面の柱間が奇数(3間、5間、7間等)になるのが普通だが、この門は正面柱間が4間で、真中に柱が立つ点が特異である。門内の左右に塑造金剛力士立像を安置する。 




柿ソフトクリーム

柿とソフトクリームって合うのかな?と思っていましたが、なんとなく柿という程度にとどめておいてあるせいか絶妙のバランスで美味しかったです。


この他、写真には撮れませんでしたが大宝蔵院にも行きかの有名な百済観音や玉虫厨子を見てきました。
シルバーウィークで秋の奈良をとても堪能出来ました。

こちらの記事に載せた写真以外の写真はこちら090923奈良法隆寺(フォト蔵)にもアップしてますので宜しければ見てみてください。