友達と小雨降りしきる中、京都・鞍馬山の貴船神社・鞍馬寺へ行ってきました。
叡山電車に乗って貴船を目指します。
神戸電鉄のようなローカル感漂う電車でなんだか懐かしい気持ちになりました。
貴船口駅に到着
バスもあったようですが、せっかくの素晴らしい空気なので歩いて貴船神社まで行きました。
貴船神社 本宮
貴船神社~Wikipedia~(抜粋)
水神である高龗神(たかおかみのかみ)を祀り、古代の祈雨八十五座の一座とされるなど、古くから祈雨の神として信仰された。古来より、晴れを願うときには白馬が、雨を願うときには黒馬が奉納されたが、実際の馬に代わって木の板に描いた馬が奉納されたこともあり、このことから絵馬が発祥したとも言われる。
だから、白馬と黒馬がいたんですね。
また、ここは絵馬発祥の地以外にも丑の刻参りでも有名な神社でもあります。
夢枕獏の「陰陽師」では謡曲「鉄輪」を元にした「生成り姫」という話の中でこの丑の刻参りをして自分を捨てた男を殺そうとする哀しい女性のことを描いています。
私はこの陰陽師の「生成り姫」の丑の刻参りの神社というイメージだけで貴船神社へ来たんですが、縁結びの神様という側面も持っているようです。(というかそっちがメイン?)
結社(ゆいのやしろ)に磐長姫命(いわながひめ)が祭られているそうです。
何故、磐長姫命が祭られているのか?実はこういう由来があるそうです。
磐長姫命を祭神とし、縁結びの神として信仰される。磐長姫命が縁結びの神とされることになった理由として次のような伝承がある。天孫瓊瓊杵尊が磐長姫命の妹の木花開耶姫と結婚しようとしたとき、姉妹の父の大山祇命は、磐長姫命も共に奉った。しかし、瓊瓊杵尊は木花開耶姫とだけ結婚したので、磐長姫命はそれを恥じ、「縁結びの神として良縁を授けん」と言って当地に鎮まったという。
瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)に磐長姫命(イワナガヒメ)が結婚してもらえなかったところまでは知っていたのですがそのあと磐長姫命が貴船で良縁の神様になっていたとは知りませんでした。
その後の磐長姫命がどうなったのか気になっていたのでわかってよかったです。
貴船神社 奥の院への道のり
こういった生え方の樹はさまざまなところで祭られているようですね。
いざ、奥の院へ
・・・・・・・・・ここ、どこの公園?
・・・・・・と思いきや、どうやら改装中だったようです。
狛犬もいなかったので神社感0です(笑)
奥の院から再び貴船神社本宮周辺へ
中にもののけ姫に出てくるコダマが隠れていそうです。
この車、どうしちゃったんでしょうね・・・。
中にもののけ姫に出てくるコダマが隠れていそうです。
この車、どうしちゃったんでしょうね・・・。
貴船神社周辺では川床が楽しめるようになっています。
残念ながら私たちが行った時には雨が降っており川床が出来るお店も限られているようでした。
書写祓ってなんだろう?と思って帰ってからネットで調べて見たら祝詞の一種である大祓詞(おおはらえのことば)を書き写すことによって穢れを祓い気力を回復させる神事の一種のようです。
残念ながら私たちが行った時には雨が降っており川床が出来るお店も限られているようでした。
書写祓ってなんだろう?と思って帰ってからネットで調べて見たら祝詞の一種である大祓詞(おおはらえのことば)を書き写すことによって穢れを祓い気力を回復させる神事の一種のようです。
今度、いったときにはぜひとも川床ともどもやって見たいです。
さて、登山の前に腹ごしらえ。
ということでお昼ごはんを食べました。
美味しいご飯を頂いたお店はお食事処伝兵衛さんです。
美味しいにしんそばセット(¥1,700)をいただきました。
雨天でなかったら川床で食べられたようですが・・・・残念。
ちなみに初めてにしんそばを食べたんですが、思ったよりしっかり味がついていて美味しかったです。
美味しいにしんそばセット(¥1,700)をいただきました。
雨天でなかったら川床で食べられたようですが・・・・残念。
ちなみに初めてにしんそばを食べたんですが、思ったよりしっかり味がついていて美味しかったです。
魚の旨みがぎゅっと凝縮されているようなそんなお味でした。
ごちそうさまでした♪
さて、腹ごしらえも済んでいよいよ鞍馬山登山開始です。
愛山費200円
山を愛するって名前、なんだかいいですね。
妖怪や精霊が木々の間で息を潜めているそんな気がしてくるような山を雨の中、右手に傘、首からは一眼レフを抱えてえっちらおっちら登ります。
雨が降っている中で一眼レフを濡らさないように抱えてこの道のりを上るのは結構しんどかったです・・・・。
貴船→鞍馬でもっともこのあたりの道がきついのですがそれを乗り越えたら魔王殿が見えてきます。
そうです、ここには魔王が眠っているのです。
ごちそうさまでした♪
さて、腹ごしらえも済んでいよいよ鞍馬山登山開始です。
愛山費200円
山を愛するって名前、なんだかいいですね。
妖怪や精霊が木々の間で息を潜めているそんな気がしてくるような山を雨の中、右手に傘、首からは一眼レフを抱えてえっちらおっちら登ります。
雨が降っている中で一眼レフを濡らさないように抱えてこの道のりを上るのは結構しんどかったです・・・・。
貴船→鞍馬でもっともこのあたりの道がきついのですがそれを乗り越えたら魔王殿が見えてきます。
そうです、ここには魔王が眠っているのです。
鞍馬寺~Wikipedia~
「尊天」のひとり、「護法魔王尊」とは、650万年前(「650年」の間違いではない)、金星から地球に降り立ったもので、その体は通常の人間とは異なる元素から成り、その年齢は16歳のまま、年をとることのない永遠の存在であるという。
(抜粋)
また、「鞍馬天狗」とは元はこの「護法魔王尊」であったのではないかと言われているそうです。
「尊天」のひとり、「護法魔王尊」とは、650万年前(「650年」の間違いではない)、金星から地球に降り立ったもので、その体は通常の人間とは異なる元素から成り、その年齢は16歳のまま、年をとることのない永遠の存在であるという。
(抜粋)
また、「鞍馬天狗」とは元はこの「護法魔王尊」であったのではないかと言われているそうです。
魔王殿の中では椅子が置いてあり、登山者が休憩出来るようになっています。
雨が降っていたので雨風が凌げる場所にこういう形で椅子が置いてあったのは正直助かりました。
私たち以外にも数人の登山者がいて疲れきった顔で椅子に座っていました。
木の根道
この辺りは岩盤があって木の根が地中深く入れないことからこのように地表に木の根が浮き出てきている場所がいくつかあるようです。
雨で濡れて滑りやすくなっていることもあり、足にひっかけてこけそうになりました。
僧正ガ谷不動堂
こちらで写真を撮っていたらどんどん雨が激しくなってきて帰れるか少し不安になりました・・・。
霊宝殿前にて
ここにきて少し落ち着いてきた雨でしたが、また再び降り始めたので持って来ていた鱒寿司を片手にまた雨宿り。
素晴らしい空気と景色を見て食べる鱒寿司は格別です。
ようやく鞍馬寺に到着
本殿金堂(南西側)
本殿金堂(正面)
ここにいるのは狛犬ならぬ、狛虎なのです。
雨に濡れて物凄くかっこよかったです。
由岐神社
由岐神社は鞍馬寺を降りてすぐのところにあります。
鞍馬の火祭りで有名な神社でもあります。
ようやく鞍馬寺に到着
本殿金堂(南西側)
本殿金堂(正面)
ここにいるのは狛犬ならぬ、狛虎なのです。
雨に濡れて物凄くかっこよかったです。
由岐神社
由岐神社は鞍馬寺を降りてすぐのところにあります。
鞍馬の火祭りで有名な神社でもあります。
狛犬にしては珍しいほどコミカルな表情の狛犬や無人の天狗みくじ(¥400)なんかもあります。
もちろん、すぐそばに神主さんがお守りを売っているのでそこでお守りも買えます。
・・・・・・・が、本殿金堂の狛虎と比べる虎というより猫に近いような気がします。(特に上の写真)
とてもキュートな狛虎でした。
とてもキュートな狛虎でした。
帰りに京阪電車に乗ろうとしたら・・・・・・・・・!
なんと、トーマス電車がお出迎え!
嬉しかったので撮ってしまいました。
京都といったら町屋カフェ
というわけで四条河原町にあるサボンカフェにお邪魔しました。
場所は旅行者はちょっとわかりにくいと思います。
畳の席がいっぱいということでカウンターにて。
京都といったら町屋カフェ
というわけで四条河原町にあるサボンカフェにお邪魔しました。
場所は旅行者はちょっとわかりにくいと思います。
畳の席がいっぱいということでカウンターにて。
お願いしたのは、「お茶パフェ」
茶色いアイスがほうじ茶アイスだったんですが、お茶の風味がしっかり生きていて美味しかったです。
ただ、残念なことに私たちの座ったカウンターには若いお兄さん方がタバコを常に吸っていてタバコが苦手な私としてはアイスを楽しむどころではなかったです・・・・・。
結局、登山で少し疲れた心身をゆっくり癒す前に早々に退散・・・・・。
町屋カフェ=古い町屋を改装してカフェにしているお店→木造などの理由から禁煙!
と何故か思っていてしっかり調べず来てしまいました・・・・・・・。
今度、京都河原町にくるときはしっかり禁煙の町屋カフェを調べてゆっくりしたいと思います。
防塵防滴でないPENTAX K100D Superに無理をさせての雨の中の撮影でしたが持って行ってよかったです。
こちらの記事に載せた写真以外の写真はこちら090912京都・鞍馬の旅(フォト蔵)にもアップしてますので宜しければ見てみてください。
大きな地図で見る
0 件のコメント:
コメントを投稿