2010年6月18日金曜日

須磨寺

6月と7月に須磨寺へ行ってきたので一緒にレポしますよ!
ちなみに↑は「源平の庭」と言われるかの有名な平敦盛と熊谷直実の一騎打ちを再現した場面だそうです。
海と砂浜の表現がまるで800年前から止まっているようです。

さて、まず須磨寺に入る前にあるのは仁王門前の「龍華橋(りうげばし)」


ちなみに付近は結構普通の民家が並んでます。


自動販売機もお寺風


入り口におわすのは仁王像

ちなみにこの仁王門、源頼政による再建だそうです。
この頼政は酒呑童子討伐や家来に金太郎こと坂田公時がいることで有名な源頼光の玄孫だそうでWikipediaによると先祖に恥じぬ鵺退治など興味深い伝説が残っています。

仁王門をくぐると・・・・・
緑豊かな境内へと続く道があります。

こちらは千手観音像

弘法岩 五鈷水


この「弘法岩五鈷水」はこちらのサイトによると平成12年に手水処を作る計画し弘法大師御宝前で祈ること21日間、綺麗な水が湧き出ることがわかってこの水を弘法様にちなんで「五鈷水」と名付けられたそうです。

ちなみに五鈷とは↓のことです。

別名「金剛杵」や「ヴァジュラ」などとも呼ばれる仏教の法具の一つです。
アクセサリーなどでもデザインに用いられることもあるので見たことがある方もいるかもしれません。
かっこいいので私は好きです♪


冒頭に書いた源平の庭です。




与謝野蕪村の歌蕪村 「笛の音に 波によりくる 須磨の秋」


本堂にいく道です

本堂




一歩でもお寺から出るとこんな感じです


ここまでが六月に仕事の帰りに自転車で寄ったときの写真です。


ここからが七月に電車で改めていったときの写真。
六月にいったときは目的だった青葉の笛が見られなかった(場所がわからなかった;)ので
改めて明るい時間に行きました!


お賽銭入れ
童子:「お、重いよぉ~!」

そして、ここが青葉の笛ともう一つの目的地
平 敦盛の首塚です。
六月の日記で胴塚について書きましたがそのときに首塚の存在を知っていってみたかったんです。
亡くなった場所に胴塚が、その後 敦盛を討った熊谷直実が菩提を弔うためにここに首塚を作ったものですが、胴と首が離れたままなのはなんだかちょっとかわいそうな気もします。


こちらはちょっと変わった狛犬です。
どなたかのブログかHPで見たんですが先代の住職さんが東南アジアに行かれたときに買われたものだそうです。

ようやくお目当ての「青葉の笛」を見つけました!
宝物館を入ってエレベーターで降りたところにありました♪
青葉の笛とは詩吟や唱歌でも有名ですが、平敦盛の笛としてこの須磨寺にありますが、
元は敦盛の祖父の平忠盛平清盛の父)が鳥羽院から賜った笛だそうです。
800年以上前の笛が大切にまだ残ってるって凄いことですね。
ひょっとしたら意外と800年前って最近のことなのかもしれません。

ということで七月一ヶ月飛びましたがやっと書けました~!(枚数多かった・・・(汗))
(日記の日付は差書に須磨寺に自転車で行った6月18日にしています)




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